
2004年9月のTalk-Delivery
9月4日(Sat)1年中平日5日間、お昼のTVプログラムには奥様達の『お煎餅ばりばりタイム』が存在する。 昼食の洗い物を済ませ「ふぅ、やれやれ、ちょいとひと休み。」TVの電源を「ぺ。」スイッチオンする。 先程食事をしたにもかかわらず、煎餅なんか引っ張り出してきて、どーんと座る。 そう、ぐちゃぐちゃドロドロでお馴染みの『昼ドラ』が始まるのである。 そんな主婦軍団をバカにする気は 一切ない。 なぜならば、このわたくしも『昼ドラマニア』であるからして。 わたくしは高校を出てから、 フリーターをやりつつ歌のレッスン、バンド活動をしていたわけであるが、 「早起きをしたくない。」という、たわけた理由で午後、もしくは夕方からのアルバイトを主にしていた。 となると昼は「ぽー。」と家にいることが多い。で、なんとなくTVをつける。 それが始まりであった。 わたくしなりに解説すると『昼ドラ』とは、こうである。 最終話までの3ヶ月間、毎日放送するので視聴者を飽きさせないよう 『波乱万丈』の主人公とストーリーが必須である。例えば、@人が死ぬ。とにかくバタバタ死ぬ。(たまに、死んだとされていた 人物が実は生きていて突然目の前に現れてびっくら!!も有り。)A腹黒人間や嫉妬深い女が続々登場し、けなげな主人公を 痛めつけ弱らせる。Bああ、問題解決。と思った矢先に別件の不幸勃発。 特例としてこんなのもあった。→惚れた男とルンルンで結婚してみたら、ウルトラ級のマザコン。姑も『鬼』でいじめ抜かれる。 更に数年後、夫が『ホモデビュー』。 「もうお前を愛せない・・・。」とある男と暮し始め、キスシーンを目撃した主人公が 「いやぁあぁあぁあぁ!!!」のたうちまわる。おもしろ過ぎである。 実際、『昼ドラ人生』を送ることになった日にゃあ身が持たない。毎日がトラブルで、あんなに苦痛に顔を歪めていたら 心身共に、どころか顔面も筋肉痛であろう。 さて、だ。だからハマるのである。笑っちまうほどの幸薄さ、毎日観ているゆえの感情移入。ハッピーエンドまで 見守らねば!という使命感。わたくしは『アル中』でもなければ『薬中』 でもないが、『昼ドラ中毒者』である。 そして、ふと思う。TV局の狙い、というか策略にまんまと引っ掛っている。 このように『中毒者』を繁殖させ、 観続けさせているのだ。また、年に4作のドラマを放送するのだが、ドロドロ系だけでは良くないとされているのか、 『ほのぼのホームドラマ』を挟んで 楽しませるところも憎い。 そして、だ。わたくしから見事に『昼病』に感染した人物がいる。プロデューサーIPPEY氏である。 以前、打ち合わせだかデモ録りで彼の自宅にちょうど昼頃到着したわたくしは 「ちょっと30分くださいな。」 と断って観始めた。IPPEY氏は「そんなん観てんの?! ださ!!」やら「おばはん。」などのでっかいお世話な言葉を 私の背中に浴びせていたのだが、その日からである。はい、同類ゲッツ。この『感染者』も今や3作ほど制覇しているの ではないか。オープニングテーマを口ずさみ、登場人物のモノマネまでする始末である。 今をときめく大物がいっぱい出ている『夜ドラマ』もいいが、そこのお嬢さん、僕も、こっちに来てみないか。 抜け出せぬアリ地獄へ。会員どしどし募集中★ |