7月16日(Mon) 炎のダイエッター
夏である。待ちを歩けば若い娘達が長く美しい生足を
「にょき。」と惜しみなくさらし、張りのある二の腕を「ぷる。」と
元気に振り回している。
暑さのせいだけでなく、パッションでバカンスなムードも手伝い、
体の露出度が高くなる夏。キンチョウの夏。日本の夏。(古)
冬場に着膨れ、油断しまくっていた『我が腹』『我がもも肉』等に
春を迎えた頃に恐れおののき、焦りだすのが人間である。
そして皆「打倒脂肪!!」やら「For theビキニ!!」
というスローガンをそれぞれが掲げるわけである。
一世を風靡しているビリーズブートキャンプ。あれは本当に凄まじい。
激しい「糸〜まきまき〜♪」的エクササイズ。親の仇みたいにパンチをくり出すシャドウボクシング。
拷問ばりである。そりゃーこんなのやりゃ嫌でも痩せるわな、と。
でもわたくしは思うのであった。ブートキャンプを始めるための基礎体力作りがまず先なのでは??
例えば、食っちゃ寝、食っちゃ寝の百かんデブの方、運動とは無縁な虚弱体質の方々が
急に挑戦したならば膝は砕け、肉は離れ、心臓停止の恐れだってある。
体の各パーツがもげ、バッキバキのバッラバラになる可能性もある。
実際、ビリーのすごく後ろの方で踊っている白人兄さんも、泣きじゃくるような顔をしている時がある。
だのに、あの男は叫ぶ。「笑え!笑うんだ!!(狂)」
なあビリー、無理。・・・・・なにはともあれ、頑張れ、キャンパーども。(祈)
さて、わたくし事になるが、人生で最も太っていた頃。それは10代後半から20代に
踏み出したあたりであった。
写真をごらん頂きたい。当時マックス54kgの肥大Katzlaである。(恥)
一見、54kgと聞くと「そんなにデブかい?」と思うかも知れぬが、背がたいして高くないわたくしに
とって、その重みはかなりルックスを変える。
笑うだけで顔が疲れる、という感覚を皆様は味わったことがお有りだろうか?
ようするに、ほほ肉が重たいので「にっ。」と微笑む度に表情筋が疲労するのである。
このようにカメラを向けられればそれなりの顔を作るのだが、次の瞬間には「ぼー。」と
らくちんな『無表情』になる。
身体は写っていないが、この頃のキャミソール姿なんぞドリフの『お相撲さん着ぐるみ』を彷彿させる
たくましさである。
で、健康な若者ゆえ食物に対する愛と欲は深く、愉快に食べ続ける。
栄養分の吸収率もわたくしの場合は素晴らしく、着実に脂肪として蓄えられてゆく。
しかし。うら若き乙女であるからして、スリムになりたい願望はつのるわけである。
前代未聞の体重におったまげ、「こいつはまずい。」と立ち上がり、わたくしは
炎のダイエッター と化した。
とにかく運動をし、食事は超控えめな量に落としてはみたが、この我慢がダイエットの大敵なのである。
四六時中、飢えている。(欲)
夜、安らかな眠りについたと思えば見る夢はカツ丼(大)。
友人と楽しく電話していても、うっかりすると頭の中は
ジャンボステーキの画像で埋め尽くされ 「ちょっと、聞いているのか?」と問われ
我に返る始末。
そんなこんなで『気合いの天使』と『誘惑の悪魔』がわたくしの中で大乱闘を繰り広げ
痩せちゃ太って、やつれちゃ肥えて、を繰り返し
ダイエッターがいつの間にか筋金入りのリバウンダーに なっていた。
そんなわたくしの体重は、20代半ばあたりから「す〜♪」とそよ風のごとく落ち始めたのである。
この頃には「ダイエットなんてクソ食らえ。」とすっかり興味を失くしていたというのに。
強く願えば痩せず、どうでもいい時に減り。実に腹立たしい。
まあ、「若い頃はぽっちゃりしてて当たり前。」と世の大人達はいうのだが。
現在は『自己流筋トレメニュー』に没頭し、体重よりも『重力に負けないボディ対策』に追われている。
かつらーズたるませないキャンプ 独り淋しく開催中。
ヘイ、ガールズ。今年の水着は買ったのかい?
絶賛ダイエット中の方もいるかもしれないが、ストレスを溜めませんように。
きちんと食べて元気に動こう。そして、さあ。
笑え!笑うんだ!!
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