2007年3月のTalk-Delivery

ようこそ!皆様。ここTalk DeliveryはKatzlaの日常やらぼやき、
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      3月27日(Tue)憧れたもの/其の1
子供の頃、異様なほど憧れたものがある。未来への夢等とはまったく異なる次元で。
生まれ持って脳、もしくは思考回路に少々『難』があるわたくしは、
『将来なりたいもの履歴』も「ドラミちゃん」であったり、「人魚」やら「孫悟空」と
まったくもってドあほぅな夢ばかり抱いていた。
さて、そんな頭のおかしなチビKatzlaが、その他憧れたものシリーズ其の一である。

鼻血を出す。
授業中に「たらー。」と出血し、先生が駆け寄り、周囲から『たくさんのちりがみ』と
『励ましの言葉』の支援を受ける、といった風景がちょこちょこ見られた。
おちこぼれ児童であったわたくしは「時には注目されたい。」「心配されたい。」願望が
強かったため、常日頃から『鼻ハプニング』を夢みていた。

残念ながら、己の意思で「えいや。」と念じれば「ちゅー。」と出てきてくれるもんでもない。
保健の先生にも「生まれてこのかた鼻血が出たためしがない。」と言うと「あなたは粘膜が丈夫なのだ、きっと。」と
返される。こいつぁー至難の業でありそうだ。

なにか、出血を促す良い方法はないものか、と模索していると友人が
「ボールを思いきり鼻にぶっつけるといい。」とか

「ではそこのロッカーに激突してみては?」 と提案し始めた。

顔面強打など痛いものはまっぴらである。
「ちがう、ちがうよ、もっとこう、ほら、勝手に出てきちゃってあ! みたいなさ。」と反論していると
突然とある男子が「そういや俺は昨日・・・」 と井戸端会議に乱入してきた。

彼によれば、熱い風呂につい長時間浸かってしまい、その直後にむしゃむしゃと大量のチョコレートを
摂取したところ、「ぶー。」 と素晴らしい出血に見舞われた、と言う。

なるほど。



のぼせ&濃厚な甘物のダブルパンチか☆(喜)



この際、舞台は学校でなくてもよい。自宅に変更である。(決)
わたくしの鼻がこの任務を果たしてくれた暁には、ぷんすか怒っているおかんも、仕事でカリカリ気味のおとんも
べったりと付き添い、至れり尽くせり、手厚い看護をしてくれるであろう。
ひょっとしたら「体を冷やすため。」とアイスクリームの『スペシャルサービス』もあるかもしれぬ。

本日実行だ!と大股スキップで帰宅し、夜になるのを待った。

今時の風呂ってのは『追い炊き機能』なるものがあり、設定温度まで温めたら自動的に止まる、という
優れものだが、当時の我が家の風呂はガス釜に点火すると果てしなく沸かし続ける
タイプであった。

「ざっぽーん。」と湯船に飛び込み、ごんごんと湯の温度を上げてゆく。

で、「ああ、これ以上やったら煮えて死ぬ。」寸前まで
数をかぞえ、日本猿ばりの真っ赤な顔で「ふっら〜。」と這い出て

拷問バスタイム終了。(尽)


次いで『第二過程』である。
前もって台所からくすねて来てあったチョコレートをがむしゃらに口に放り込んでゆく。
火照る身体、からっからの喉に『糖分』及び『脂分』は
殺人級の苦しみを与えた。

吐き気をもよおしながら鏡に向かい己の顔を凝視する。

さあ さあ さあ 来い、燃ゆる鮮血。(祈)


待てど暮らせど、やってこない。

腹の立つことに、冷たい水で顔を洗い、飲み・・・しているうち、みるみる間に元気になってきた。
急にバカらしくなった。


「どうして自分はこんなにもくるくるぱー なのだろう(疲)」と落ち込みながらも夕飯を完食。
何事もなかったように眠りについたのであった。

その後もこの人生において、一度たりとも鼻血が出たことはない。
叶わぬ夢。

そう、わたくしは頑丈♪











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