2006年9月のTalk-Delivery

ようこそ!皆様。ここTalk DeliveryはKatzlaの日常やらぼやき、
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      9月30日(Sat)THE まさよしパートT
わたくしの母方の祖父母、父方の祖母、計3名はすでに天に召されて
いるのだが唯一の生存者、それが『まさよし88歳』である。
このサバイバーまさよし 病気らしい病気もせず、
よく食らいよく動き、真面目にこつこつ生きてきた男である。
そして様々な『武勇伝』を持つ人物でもある。

小学生の頃、家族旅行で山梨あたりに行った時のことである。
『鍾乳洞』に入ろうということとなった。
大人であれば腰をかがめながら進まなくてはならぬ洞窟。
まさよしはえらく張り切った。家族の先頭に立ち、
「頭上にはくれぐれも気をつけるように。(強)」親指をおっ立て、
さあ、わしに続けといわんばかりに振り仰ぎ、入り口に一歩を踏み出した。
その瞬間「が。」 にぶい音を聞いた。『即席隊長まさよし』は大きく突起した岩にさっそく額を打ち付けたのである。すぐ後ろにいたわたくしは思わぬアクシデントに「ぷ。」と笑ってしまったが、なにせ年寄り、心配になり「大丈夫か?」と尋ねた。
すると、額を押さえながらも「言ったそばからやってしまった。」とさわやかに笑うまさよしがそこにいた。
じゃーまあいっか、と美しい鍾乳石を堪能しながら中腰で穴ぐらの中をつき進んだ。
先方にぽっかりと丸い光が見えてきた。出口である。
よく晴れた地上に、さあ今出んとす、その時「いやいや、さっきはまいった。」くるりと振り返る彼。
わたくしはぶったまげ、恐怖のあまりおたけびを上げた。

まさよしの額からどくどくと血が流れ、なおかつ放射線状に真っ赤な筋が広がっていたのである。
なんかこれ、見たことある。と思った。

ああ、歌舞伎役者だ、と。

続々とゴールしてきたおとんとおかんと弟も「ひ!」 やら「おわ!」などと奇声を発し、
徐々にヤジ馬達も集まり、おばはんが「ぎゃあ!」おっさんが「うお!」

まさよしの周り一帯は悲鳴フェスティバルと化した。

本人はめまぐるしい状況に着いてこれず、立ち尽くしニコニコと微笑んでいた。

顔を拭いたら出血のわりに傷は小さく、完治までバンドエイド1枚で乗り切った
鉄人THE まさよしであった。

また、70代で車の運転を引退し、以来愛車は『1台のチャリ』となる。
外出大好きマンゆえ、あらゆる所へそよ風のように出かけるまさよし。
数年前、行方不明事件 も起こしてくれた。
どこへゆこうが夕方には必ず戻ってくるじいさんが、待てど暮らせど帰ってこない。
我が家のメンバーは「さらわれたのでは?」やら「川に落ちたかも。」と慌てふためいた。
では、『要・警察』か、と話し合っていたら、一本の電話が鳴る。
おとんが猛スピードで受話器をもぎ取ると、噂の張本人であった。

風の向くまま、気のむくままに「るるるー♪」とチャリを走らせていたら、2つの市をまたぎ、
ふと気付けば「ここはどこ?わしはだれ?」 になってしまい、
電話ボックス内で必死に家の番号を思い出し連絡してきたというわけだ。
こっちが大騒ぎになっていたにも関わらず、
「心配してるかな?と思って、さ★

さ★じゃねえぞ、じじい。(怒)

昼間出て行って晩飯の時間を過ぎてもただひたすら走っていた、というのだ。
一体何キロ走ったんだ、ツール ド フランスにでも出場するがいい、お前は。
結局、愛車チャリをどこぞに放置し、バスを乗り継ぎアスリートまさよし無事生還。

ついこの間、敬老の日記念として彼の『家庭内身体測定』を開催した。
身長:148p、体重:38s、体脂肪率:3、7%・・・さんてんなな!?


ミイラ THE まさよし・・・。

それでもゆくゆく、今日もゆく。元気いっぱい生きている。

今回このトークデリはいかに『身体が頑丈で超人であるか』に的を絞って書いたが、
次回も引き続き『まさよしワールド』をお届けいたそう。

ネタが尽きないから・・・。ね、まー君♪








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