
2005年4月のTalk-Delivery
4月25日(Mon)この夏、第二弾ののシングルをリリースする。前作『Fly High』に収録されている ”Lost Child"をタイトルに入魂の作品を加えてのお披露目である。 で、 この度PVを作ることになった。ところで、わたくしの顔などわざわざ見んでも良い、という方や、はたまた 顔なんぞ出してくれるな、といったご意見、苦情メール等は謹んでお断り申し上げる。 そんなこんなで今月はてんやわんやーであった。紹介しよう。 PV製作&写真撮影は福岡の梅野さん。以前グループで歌っていた頃からPV製作に参加して下さり、 その後も仲良く、他の仕事でもご一緒した『素敵兄さん』である。かっこ良さと暖かさを絶妙にミックス させるセンスが、わたくしは大好きである。 メイクさんにミキちゃん。これまた以前メイクをして頂いた ことがあり、わたくしの胸を 「ばきゅん。」と撃ち抜いた女性である。腕前が素晴らしいのはもちろん、若干天然で お日様みたいに癒してくれる同い年、プラス酒に強くていらっしゃる。 頼もしいかぎり。 「あなたしかいないの。捨てないで。」と、すがる女になりつつ、感性はもちろん人柄にも惚れ込んでお願い した方々である。そんな二人が快く引き受けてくれ、わたくしはもう、水戸黄門に助けられた村娘のごとく、 おでこを地べたにくっつけて「ははーっ。」である。 わくわくするより他ない。 で、お花見シーズン真っ盛りの今月初め、IPPEY氏&ミキちゃんと桜満開、アホになりそなぽかぽか陽気の 福岡へ「いざ、出陣!!」した。 まずは梅野さんの事務所へお邪魔し、打ち合わせである。 歌詞、曲のイメージを膨らませてストーリー仕立ての構想を練ってくれてある。 それに合わせてロケ場所、どんなシーンを撮るか、をびしばしと決めてゆく。 こりゃあ面白くなりそうだ、と宿泊先に戻り三人で「とりあえず乾杯〜。」缶ビールを「ぷしっ。」 初日よりこの、何かしらにかこつけての『乾杯』を凄まじい回数重ねることとなる。 IPPEY氏もミキちゃんも酒好きとなれば、翌日顔をむくませてる場合じゃないわたくしも、つられて飲んでしまう。 自己管理の才能がない。いや、この二人のせいである。わたくしは悪くない。 やや控えめにしつつ、眠った。 翌日、素ん晴らしい晴天。なおかつ夏日。どうってこたぁない地味〜な顔をミキちゃんが見事に描き上げ、 好きな顔にしてくれる。自分のすっぴんが、まったくもって「でぇ嫌いだ。」と話すわたくしに 優しく、なぐさめるように言う。「Katzlaちゃんのすっぴん、私は好きよ?」 ミキちゃん、あんた聖母だね。 変身後、梅野さんと合流、のどかに単線電車の走る志賀ノ島に移動。 雪が積もってるのかと思うほど、枝にもりもりと花を咲かせる桜があちこちにあり、最高にごきげん 状態になる。「我々は日頃の行いが良いですから!!神は見てるね、やはり!!」と天狗だか 何様だか分からぬチームになっていった。 車内、線路、立ち入り禁止らしき駐車場、天神の街中。ありがたいことに、てきぱきと綺麗なシーンが撮り貯められて いった。といっても歌詞をしくじったり、うかつにも吹き出してしまう失礼があったりしたが。 衣装を換えることになり、ミキちゃんの私服を奪い取り、ついでに赤ん坊のごとく着せてもらう始末 だったりもしたが。 IPPEI氏には、梅野リーダーとの話し合い、モニターチェックの他に、運転や撮影中の曲出し、わたくしの荷物持ち 、といったことまでやらせてしまったが、うむ、悪くないな、この立場。 と思ったりも したが。 そして時は夕方、梅野リーダーもの申す。「とある展望台で夕日をバックに。」五時に閉園とのこと。 現場へ急ぎ、10分前に到着。車を飛び降り四人で展望台の階段を駆け登る。 最上階までは、遠く険しい道のり であった。 タフな梅野リーダー以外三名は膝が「あへあへ。」と笑い、「ぜぇぜぇ。」と深呼吸を繰り返す。 だが、ここでも天が我らの味方をし、絶好の夕日シーンを収めることができた。 最後の最後に室内での撮影を済ませ、無事終了。やんややんやと記念写真など撮り、むろん「打ち上げようではないか。」 となったのだが梅野氏、「編集したいから今日はパス!!」 ご熱心な・・・。こちとら、冷たいビール飲む気満々である。 自分がお恥ずかしい。 まあ、翌日事務所にて『仮完成PV』の鑑賞会をし、感動した後全員で酒を頂いたのは言うまでもない。 そして『予備日』とされていた翌日は完全なる『グルメツアー』に変更されたのであった。 「おつかれ乾杯」「美味い餃子に乾杯」「就寝に乾杯」意味不明な宴を繰り広げた。 とどめに、帰りの機内にて客室乗務員がお飲み物サービスにまわって来た際、三名は バッタのように飛び起き、 「ビールくださいな。」 ・・・先程まで『博多ラーメンに敬意の乾杯』をしていたはずだが。 とにもかくにも楽しく、良い作品ができたなぁと思う。 「気楽に気楽に〜☆」と皆を笑かしながら撮ってくれた 梅野さん。 「こんなに息抜き気分で来ちゃっていいのかしら・・。」ともらしていたミキちゃん。 撮影中のお二人の真剣な眼差しには涙が出た。また一つ宝物ができた。桜は散っちゃったけど、ここに 『ありがとうの花』をいっぱいいっぱい咲かせましょう。ほれー♪ |